5月の連休で訓練キャンプを行いました。
キャンプ後、各班で反省会を行い、共通してあげられたのが「立ちかまど作製や設営に時間がかかった」でした。
そこで、4日の集会は「ロープと立ちかまど」を重点におき、「指導できるレベルまでにスキルアップしよう」と取り組みました。
「立ちかまど」に必要な結びは、角しばり・はさみ縛り・すじかい結び、の3つ。
そこにキャンプでは屋根になる「タープ」を建てるのですが、ロープの長さ調整に必要な「トートラインヒッチ」も練習しました
「縛材」と呼ばれる木材をロープで結んで組み合わせていくのですが、ただ結んだだけでは、立ちかまどは出来ません。
「なぜその結びなのか?」
「結んでいく時にどの方向に力を加えて引っ張るのか?」
「引っ張った力を活かしたまま次の工程にいくためにはどうしたら良いのか?」
「結んでいるロープの長さが足りなかった時の対処は?長すぎたらどうする?」
「立ちかまどを組む時の注意点は?」
「調理する際の高さや幅はどれくらい必要?」
過去に何度か立てているとはいえ、思い出しながら、また再確認しながら訓練に取り組みました。
完成した立ちかまどが、こちら!
人が乗っても大丈夫なほどに作製できました。
立ちかまどを建てる結び方を知っていても、それを実際にやってみると色々な注意点が見えてきます。
知識を知恵に昇華して活かしていく。作製後はスカウトひとりひとりが自信に満ちた顔をしていました。
ボーイ隊 池田